医療機関の収入となる診療報酬の2026年度改定の内容がまとまった。政府は、初診や再診などにかかる料金の引き上げを柱とした物価高対策を前面に打ち出した。身近な診療所よりも、救急搬送の受け入れなどを担い、苦境に陥っている病院に重点的に配分するのが特徴。地域医療の維持に向け、経営改善につながるかどうかが焦点となる。

 ▽追い打ち

 「救急患者の対応をすればするほど経営が圧迫される」。茨...