記念撮影する山本浩章市長と沼田心之介監督(右)=益田市常盤町、市役所
記念撮影する山本浩章市長と沼田心之介監督(右)=益田市常盤町、市役所

 【益田】益田市に伝わる民話を基にした短編アニメ「高島のおイセさん」が完成し、制作した関係者が24日、益田市役所に山本浩章市長を訪ね、作品をお披露目した。

 全国各地の海にまつわる民話をアニメ化し、子どもたちに語り継ぐ日本財団「海と日本プロジェクト」の一環。

 島根県内4作品目となる「高島のおイセさん」は益田市沖の高島に嫁いだ娘が母に会いたくて対岸に泳いで渡ろうとし、途中の岩場で力尽きる物語。日本昔ばなし協会が制作した。

 協会代表理事で監督を務めた沼田心之介さん(45)と、制作に協力した伝承活動のメンバーら5人が市役所を訪れ、完成を報告した。5分30秒の作品を上映し、沼田さんは「悲しい話だが、海の教訓が詰まっている。多くの方に見てもらいたい」と話した。

 アニメのDVDと「海ノ民話のまち」認定証を受け取った山本市長は「海の理解が深まるよう教育現場で活用したい」と感謝した。この日は、鎌手小学校(益田市西平原町)で上映会もあった。

 (吉田雅史)