角膜の検査機器を前に記念撮影する日下眞二ガバナー(左から3人目)ら関係者=出雲市塩冶町、ヘルスサイエンスセンター島根
角膜の検査機器を前に記念撮影する日下眞二ガバナー(左から3人目)ら関係者=出雲市塩冶町、ヘルスサイエンスセンター島根

 【出雲】島根、山口両県内のライオンズクラブが所属する「ライオンズクラブ国際協会336-D地区」がこのほど、角膜の検査機器1台を移植医療の普及啓発に取り組むヘルスサイエンスセンター島根(出雲市塩冶町)内「しまねまごころバンク」に寄贈した。島根大医学部眼科学講座で活用される。

 機器は角膜を移植する際、角膜の内側の細胞数を測る「スペキュラーマイクロスコープ」の一式で、総額は約305万円。2分の1の国庫補助があり、150万円分を寄付した。

 ライオンズクラブが寄付するのは2016年に続いて4回目で、前回も同機器を寄贈した。10年が経過して老朽化し、更新時期となっていた。今回は336-D地区会員約2600人の寄付を充てた。

 贈呈式で、同地区の日下眞二ガバナーが「さまざまな人の視力の回復に役立ててほしい」とあいさつ。センターの吉川敏彦理事長は「支援いただき感謝申し上げる。活用とともに、移植医療への理解の浸透を目指す」と話した。

 島根県内で2025年4~12月のアイバンク新規登録者は633人で、同年12月時点の登録者総数は2万6050人。

 (黒沢悠太)