外国人犯罪の摘発人数は2000年代前半をピークに減少傾向にあるのに「外国人が増えれば治安が悪くなる」との言説は絶えない。交流サイト(SNS)では臆測や悪質なデマが飛び交い、真に受けた人々による拡散が繰り返されている。そうした風潮が体感治安の悪化につながったと指摘される。「現状を放置すれば、行き着く先は社会の腐敗、分断だ」。識者は警鐘を鳴らす。

 ▽「手首切断」

 昨年9月にX(旧ツイッター)で、外国人犯罪...