高齢者が認知症になり、本人も家族も預金を引き出せなくなるといった問題が増えていることを受け、生活が不便にならないような信託商品や、代理人を事前に決めておくサービスを各銀行が取り入れている。認知症の顧客に適切に対応できる資格を取ったり、介護の相談機関と連携したりする取り組みも進む。

 「認知症の親が...