6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)は史上初の3カ国共催で米国、カナダ、メキシコを舞台に熱戦が繰り広げられる。その全104試合の日本向けの配信権を獲得し、ライブ配信するのが、動画配信サービスのDAZN(ダゾーン)だ。
3月に開催された野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は米大手ネットフリックスが全試合を独占配信し、地上波中継がなかったことが議論の的になった。DAZNの日本法人の笹本裕・最高経営責任者(CEO)が配信権獲得の狙いや、スポーツ配信のあり方について語った。(共同通信=大島優迪)
▽AIの技術が最大活用されるW杯に
―W杯予選に加え、昨年は4年に1度の開催となり、参加チームが32に拡大して注目されたクラブW杯を放送した。今回のW杯の配信権を獲得した経緯は。
「僕らにとっては一つのストーリーを完結するために、どうしても必要だった。W杯アジア予選(※独占配信したアウェー戦を含めてDAZNは全試合を中継)から始まり、本大会までが一つのストーリーと捉えていた。その中で今年、Jリーグはシーズンが移行し、17年ぶりにオールスターが開催される。この数年...













