「こんにちは」「はじめまして」
今季から島根スサノオマジックを率いるポール・ヘナレ監督の口からは、日本語が次々と飛び出す。島根に来る前は香川ファイブアローズ(Bリーグ2部)で監督を務めており、日本で暮らすのは初めてではない。とはいえ、きれいな発音からは日本に溶け込もうという思いが伝わってくる。
旺盛なサービス精神や細やかな心遣いも感じる。写真撮影のためにポーズが求められる場面では、率先して動いてくれた。次の予定が迫り、質問が受けられなかった時は「ごめんなさい」と言って、その場を後にした。好感が、質問できない残念さを打ち消してくれた。
松江市は、生まれ故郷のニュージーランドの町に似ているといい、「自然があふれ、湖が近くにあって、非常に居心地がいい」と印象を話す姿も親しみやすさを感じる。
今季は、東京五輪に出場した金丸晃輔、日本代表経験がある安藤誓哉両選手に注目が集まりがちだが、ヘナレ監督の采配にも注目したい。目指すのは「応援してもらう人に誇りに思ってもらえるチーム」。ファンとチームがお互いのことを誇りに思う、そんな雰囲気ができれば、チームは必ず強くなるだろう。
(報道部・三浦純一)













