開幕戦に向けて調整する島根スサノオマジックの選手=松江市総合体育館
開幕戦に向けて調整する島根スサノオマジックの選手=松江市総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックが2日、ホームの松江市総合体育館(松江市学園南1丁目)で千葉ジェッツとの今季開幕戦に臨む。大型補強で戦力を充実させ、チャンピオンシップ出場を目指すシーズンが幕を開ける。

 島根は、昨季のBリーグ最優秀選手賞を獲得した屈指のシューター金丸晃輔、代表経験がある攻撃的なポイントガードの安藤誓哉、長身のオールラウンダーで東京五輪3位となったオーストラリア代表のニック・ケイを獲得した。インサイドに強い既存メンバーに3人を加えたことで攻撃の幅が広がり、8チームによって年間チャンピオンを争う「チャンピオンシップ」進出が狙える布陣になった。

 1日は、初戦の会場となる市総合体育館で最終調整。ポール・ヘナレ監督が見守る中、シュート練習や連係プレーの確認をした。

 試合会場では、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底。観客数は収容人数の50%(約1700人)とし、声を出しての応援は禁止する。バンダイナムコ島根スサノオマジックの岩崎覚史事業開発部長は「新型コロナ対策は十二分にしているので、エキサイティングな試合を楽しんでほしい」と話した。

 島根は3日も千葉と対戦する。試合開始時間は2日が午後7時5分、3日が午後2時5分。
      (三浦純一)