アフレコの練習に練習に臨むカンナ役の蒔田彩珠さん
アフレコの練習に練習に臨むカンナ役の蒔田彩珠さん

 映画『神在月のこども』本編公開年である2021年がいよいよ幕を開けました。

 私自身にとっても集大成となる一年です。新しい年が幕を開けても、首都圏を中心に緊急事態宣言が再発令され、依然として油断できない状況ではありますが、私たちがやることは一つ。映画『神在月のこども』を全国の劇場で公開し、これまで応援してくださった皆さんへ恩返しをすることです。公開された後も、本作そのものがお守り代わりとなるように、一日一日丹念に感謝の思いを込めて形にしていきます。

 今年最初のコラムは、その感謝の思いを、景気のいい話に添えてお届けします! 本作で、主人公・カンナを演じる女優の蒔田(まきた)彩(あ)珠(じゅ)さんの喜ばしいお話を、ちょんぼしわて。昨年12月2日に発表された「第45回報知映画賞」で助演女優賞を受賞され、2018年に受賞した新人賞と合わせ、なんと2冠という快挙を史上最年少の18歳にして達成されました!

 思えば、昨年アフレコ現場で蒔田さんとお会いした際、控室にいる時と一変し、役に入りきるまでの切り替えの速さにとても驚かされました。ご本人に本来備わっている素の魅力の幅に加え、感情のポジショニングが抜きんでていると、思いました。

 不思議な言い回しになりますがアフレコ収録中、蒔田さんの姿がカンナそのものに見えた瞬間が幾度もあって、「蒔田さんで間違いなかった。蒔田さんで本当に良かった」と感動したことを鮮明に覚えています。

 今春放送予定のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」にも抜てきされている蒔田さん。声優として初めて挑む、映画『神在月のこども』主人公・カンナをどう演じ切ったか、本編公開まで楽しみに待っていてくださいね。

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 みしま・てっぺい 『神在月のこども』企画・プロデューサー。1979年、松江市出身。cretica universalでは映画、漫画、テーマパークなどさまざまなシーンで企画・プロデュースを担当。