鳥取市は13日、下水道料金で146件の還付漏れがあったと発表した。確認ミスが原因。2019年8月~21年3月に121人が納付した計約64万2千円で、対象者に通知書を送る。

 還付金は、督促状や催告書を受け取った未納者が料金の二重払いをしたために発生。市下水道経営課によると、返すべきだったが、19年8月のシステム入れ替えに伴い、見落としていたという。

 今年8月下旬、職員が返還手続きを確認する作業中に発見した。1人当たりの最多還付額は1万8612円。

 今後、複数の担当者で確認する体制を整えて再発防止する。太田潤一課長は「深くおわび申し上げる」とコメントした。  (岸本久瑠人)