小中学校の児童・生徒にもコンピューターの端末を持たせようという運動が広まっている。それは、この情報技術の時代、ある意味では当然のよいことなのだが、懸念もある。

 2045年ごろには、コンピューターの処理能力が人間の処理能力を超える、いわゆる「シンギュラリティ」が訪れるだろうと言った未来学者のカーツワイルが、こんな計算をしている。ある...