島根県警は15日、還付金名目で県西部在住の60代女性が現金約100万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 県警生活安全企画課によると、女性は14日、市役所を名乗る男から「5年分の介護保険料を払いすぎている」との電話を受けた。還付金を受け取ろうと指示通りに金融機関の現金自動預払機(ATM)に行き、言われるがまま操作して意図せず現金を指定の口座に振り込み、だまし取られた。

 その後「口座が古くて還付金を返す手続きができない」と言われて不審に思い、金融機関に相談し、被害が発覚した。