問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】コロナ禍で疲弊した経済の立て直しに最も必要な政策は何か。
【問2】問1の回答理由は。コロナ後を見据え、山陰経済の持続可能性を確保するために必要なことは何か。
石破茂氏(自民、前)
消費喚起と所得増
経済全体を内需主導、地産地消、地域分散型経済に転換し、人とモノを生産する地方に、ビジネスを創出・移転し、雇用を生み出す。企業の収入が労働者に適切に還元されるよう、税制などで誘導する。山陰でも観光関連産業などを中心に一定の補助事業を行い、文化とビジネスの地方移転を誘導する施策を講じる。
岡田正和氏(共産、新)
暮らしと家計を応援
自公政権で富裕層や大企業は大もうけし、賃金は下がった。コロナ禍は「家計消費が経済の主役」をあらためて示した。山陰経済の柱の農林漁業・中小企業を支援し、コロナ危機による地域経済の疲弊に歯止めをかける。政府買い入れでコメを守り、中小企業の発展を支え、再生エネルギーへの転換で地域経済活性化につなげる。