子ども食堂の意義や現状を話す参加者=松江市千鳥町、市社会福祉協議会
子ども食堂の意義や現状を話す参加者=松江市千鳥町、市社会福祉協議会

 子どもに無料や低額で食事を提供する松江市の「子ども食堂」の運営団体が集う交流会が25日、市内であった。開設を検討する団体や個人も参加し、食材の共有やネットワークの構築など活動しやすい環境づくりに向けて協議した。
 交流会は、松江市社会福祉協議会が企画。新型コロナウイルスの影響で会食が難しく、活動を休止せざるを得ない団体が多かったことから、情報交換や相談の場を設けようと初めて開き、26人が参加した。
 島根町大芦で運営する余村元さん(35)は「参加する親から子育ての不安や生活の困り事を聞くようになった」と、コロナ禍の親子の支えになっている点を強調。菅田町で開く山本さなえさん(54)は「学年が違う子どもの交流があり有意義」と話した。
 開設を目指す参加者からは、食材の調達を不安視する声があがり、運営者が「地域の理解が得られれば、寄付もある」などと答えた。松江市八雲町東岩坂の自営業竹下毅さん(36)は「地域の理解が得られるか不安だが、少しずつ始めたい」と話した。
 市社会福祉協議会は、今後も同様の交流会を開く。
 (片山皓平)