前半1分に松江シティFCが先制し、手をたたいて喜ぶサポーター=松江市上乃木10丁目、市営陸上競技場
前半1分に松江シティFCが先制し、手をたたいて喜ぶサポーター=松江市上乃木10丁目、市営陸上競技場

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)で3季目を迎えた松江シティFCのホーム開幕戦が28日、松江市上乃木10丁目の市営陸上競技場であり、約600人のサポーターが選手を後押しした。新型コロナの感染防止対策で声は出せなかったが、手や太鼓をたたいて懸命に応援。1-0で奈良クラブに勝利すると、スタンドに歓喜の輪が広がった。

 ソニー仙台FC(宮城)が相手だった松江シティの今季初戦(21日)は0|3で敗れており、サポーターは初勝利を期待。DF馬場将大選手のファンという土居龍駕君(8)=雲南市立西小学校2年=は「どんなサッカーをするか楽しみ」と話し、松江市東出雲町出雲郷の団体職員、野津嗣門さん(44)は「垣根(拓也)主将やベテランの田平(謙)選手が引っ張って勝ってほしい」と願った。

 思いが通じ、前半1分にMF高畑智也選手が味方のパスを合わせて先制すると、松江市西川津町の会社員、石倉千絵さん(42)は「早々に決まってよかった」と興奮気味に話した。その後、互いに得点機をつくりながらも決めきれない中、サポーターは太鼓をたたき、拍手でもり立てた。

 松江シティが1点を守りきって勝つと、万歳で喜びを表現。DF加藤秀典、MF加倉広海両選手のファンで、三重県桑名市から訪れた公務員、森祥江さん(47)は「幸先いいスタートが切れてよかった」と笑顔で話し、「泥臭く得点を重ね、4位以内を目指してほしい」とエールを送った。(広木優弥)