精密機械部品製造のMASUYAMAーMFG(鳥取市南栄町)は、磨き上げた特殊金属素材の加工技術を武器に宇宙産業に参入した。従業員4人の小さな会社が挑む巨大市場。益山明子社長(56)は「ビジネスの感性も磨くこと。諦めずに食らいつくこと」と経営者としてのモットーを語る。

 人工流れ星を開発する鳥取市出身の岡島礼奈さんの講演で、トヨタのプリウスにも使われる宇宙関連の金属素材があると聞き、どんな材料だろうと。気になってとことん調べ、たどり着いたのがニッケル合金の「インコネル」だった。

 加工は極めて難しいが、自動車部品など多品種で培ってきた切削技術が生かせる。これだと思った。岡島さんの話が何となく引っかかって、情熱が先走るタイプだが、感性みたいなものはやはり大事。

 その頃は...