早いもので、今年も残すところ1カ月。新型コロナウイルスと東京五輪で終始した2021年を「新語・流行語大賞」の候補30語を基に振り返る▼【変異株】による第5波が猛威を振るった夏、全国の1日の新規感染者数は2万5千人を超え【自宅療養】者が相次いだ。【黙食/マスク会食】が当たり前になる半面、【うっせぇわ】とばかりに、飲食店の営業自粛で【路上飲み】する若者も▼そんな時期での五輪開催に批判が高まったが、選手には勇気をもらった。その1人が、ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した米子市出身の入江聖奈選手(日体大3年)。その実力もさることながら、熱い【カエル愛】に注目が集まった。「表情豊かで、生きるためにさまざまな術(すべ)を身につけていった生き物」と入江選手。できればコロナをやり過ごす術も教えてほしい▼さらに感動もくれたのが、投打同時出場の【リアル二刀流】で日米の野球ファンを沸かせたエンゼルスの大谷翔平選手。おかげで大リーグ中継を見る機会が増えた人も多いだろう。来年も【ショータイム】で楽しませてほしい▼今年の流行語大賞の年間大賞はきょう発表される。国内ではコロナの感染も落ち着き、京都など観光地に【人流】が戻ってきたものの、新たな変異株の感染者が確認された。穏やかに新年を迎えるためにも、昨年の年間大賞の『3密』回避は忘れてはならない。(健)