七草を調理する子どもたち=江津市江津町、甍街道交流館
七草を調理する子どもたち=江津市江津町、甍街道交流館

 子どもたちが日本の伝統文化を見直し、守り伝えるきっかけにしようと、江津市内で6日、七草がゆを食べる会があった。小学生12人が参加し、野山を歩いて食材を調達して調理し、古くから伝わる正月の風習を体験した。
 七草がゆは、五節句の一つ「人日(じんじつ)」(1月7日)に無病息災を願って食べる日本の行事食で、江戸時代ごろに庶民に定着したとされる。
 子どもたちは七草を構成する野草や野菜を学び、江津町の里山を散策して食材探しに挑戦。住民の協力でカブやダイコンを調達し、泥や虫を除いて包丁で細かに切った。山ゴボウとして知られ、漬物にして食べるアザミの根もご飯と一緒に煮て食べた。
 江津市嘉久志町の小学6年生、折居快杜(おりいかいと)さん(12)は「どんな味がするかと思ったけど、食べたらおいしかった」と笑顔をみせた。
 企画した一般社団法人イワミノチカラ(江津町)の馬場美帆さん(30)は「日本の伝統文化や季節の移ろいを体感してもらえたと思う」と話した。
 (福新大雄)