虎の絵で有名な岸派の画家が描いた「虎図屏風」=出雲市大社町杵築西、手銭記念館
虎の絵で有名な岸派の画家が描いた「虎図屏風」=出雲市大社町杵築西、手銭記念館

 【出雲】出雲市大社町杵築西の手銭記念館で、寅(とら)年にちなんだ虎の絵画や縁起の良い絵柄の茶器など30点を展示する企画展が開かれている。3月7日まで。

 江戸時代の絵師で、虎の絵で有名な岸派の岸国章の「虎図屏風(びょうぶ)」は縦横1・7メートルの屏風に力強く虎が描かれている。雲南市大東町出身で江戸時代に活躍した堀江友声の「月下乳虎図」は親子の虎の毛並みを、金を使って丁寧に表現した。このほか、岸派の岸連山と大東町出身の上代英彦の合作「竜虎図」などが並ぶ。

 松竹梅の絵で彩られた楽山焼や、ナスやザクロ、お多福を題材にした香合といった縁起物も置く。

 佐々木杏里学芸員は「いろいろな虎の絵があり、見る楽しさがある。見て、ほっとしてもらいたい」と話した。 (平井優香)