先日、宮城県女川町を訪ねる機会があった。整地された海岸、新しくなった商業施設や庁舎、学校、そして高台へ移転した住居など、街が生まれ変わっている姿に感銘を受けた。10年前の夏に訪れた際には、津波が押し流した後の瓦礫(がれき)の山の光景に胸が押しつぶされそうになったけれ...
残り1209文字(全文:1343文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる