島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根、鳥取両県は27日、新たに計235人(島根96人、鳥取139人)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。鳥取は3日連続で100人を超え、1日の感染者数としては過去2番目の多さ。100人台が続いていた島根は11日ぶりに2桁台となった。

 島根県の居住地別の内訳は、松江市25人、浜田市19人、出雲市21人、益田市10人、大田市6人、安来市1人、江津市2人、川本町3人、邑南町1人、吉賀町4人、県外4人。このうち、益田市の3人は益田保健所管内の高齢者福祉施設の利用者や職員で、これまでの感染者2人を含め、県内50例目のクラスター(感染者集団)と認定された。

 松江市の市立学校2校と出雲市の市立幼稚園1園で感染が判明し、27日から休校、休園となった。大田市役所本庁舎と大田市立病院、松江地裁、益田地域医療センター医師会病院でそれぞれ職員1人が感染。業務や診療体制に変更はない。

 東京都が業務の軽減策として、感染者から濃厚接触者に直接連絡するよう求める通知を保健所に出していることについて、丸山達也知事は、現時点で同様の体制を敷く考えはないとの認識を示した。

 鳥取県の保健所別では米子87人、鳥取市37人、倉吉15人。米子保健所管内の屋内施設でのスポーツ少年団の練習、米子市内の保育園2カ所、江府消防署、倉吉市の高齢者施設「グループホームかりん」、倉吉市の西郷小学校の6件がクラスターに認定された。県内のクラスターは計46件。

 鳥取市の鳥取聾(ろう)学校と歯科衛生専門学校、倉吉市の河北中学校、伯耆町の岸本小学校、鳥取市のよねさと保育園と認可保育施設でも感染が確認され、それぞれ休校、休園となった。休校中の米子市の崎津小学校と南部町の西伯小学校では、新たに感染者が見つかり、崎津小は休校延長、西伯小は2年生のみ学年閉鎖とした。県庁本庁舎と日吉津村役場の職員1人も感染したが、業務に変更はない。

 累計感染者数は島根3922人、鳥取2984人。27日午前0時時点の確保病床使用率は島根(368床)40・8%、鳥取(350床)25・4%。宿泊療養は島根34人、鳥取117人。自宅療養は島根981人、鳥取469人。重症者は島根2人、鳥取0人。
 (佐々木一全、藤井俊行)