観光客でにぎわう玉造温泉街=3月下旬、松江市玉湯町玉造
観光客でにぎわう玉造温泉街=3月下旬、松江市玉湯町玉造

 島根、鳥取両県が7日、両県民が山陰の宿泊・観光施設を利用する際に割引を受けられる「WeLove山陰キャンペーン」について、4月末までとしていた期間を1カ月延長し、5月末までとすると発表した。キャンペーンの利用金額に応じたクーポン券の配布も始める。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける事業者を支援する。

 両県民が山陰の対象施設(島根263、鳥取208)に泊まる場合、宿泊代の半額(上限5千円)を割り引く。チェックアウト時に免許証などで住所を示せば受けられる。

 クーポン券は、飲食店や土産物店、交通機関など、発行した県の登録施設で利用できる。実施期間は島根が4月23日~5月31日で、キャンペーン割引後の金額が5千円以上で2千円分、2500円以上5千円未満で千円分を配布。鳥取は4月9~30日で、キャンペーンによる割引前の金額が1万円以上で2千円分、5千円以上1万円未満で千円分を渡す。

 宿泊施設のロビーなどで受け取る。クーポン券の利用期限は島根は6月1日で、鳥取は5月10日。

 島根県商工労働部の内田伸治次長は「山陰両県外への旅行が難しい中、魅力を再発見してほしい」と話した。鳥取県は感染者数が増加傾向にあるが、政府分科会が示す指標のステージ3(感染急増)には至っていないため、キャンペーン実施は問題がないとしている。(曽田元気、藤井俊行)