8月に開催される日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)主催のステップ・アップ・ツアー「山陰ご縁むす美レディース」(山陰中央新報社共催)に向け、競技関係者が8日、会場の大山平原ゴルフクラブ(鳥取県伯耆町丸山)を視察した。ティーの位置や使用グリーンなどを確認し、競技規定を決めた。
加藤あづみ競技委員長らJLPGAスタッフが、ゴルフ場関係者と共にコースを歩き、OBゾーンやバンカーの状態などを入念に下見した。
女子プロの飛距離アップに対応し、前身大会の山陰合同銀行Duoカードレディース時に比べ、コースの総距離を50ヤード長い6513ヤードとする。
現役時代に同コースでプレー経験がある加藤競技委員長は「広くてきれいなコースだが、グリーンは難しい。コロナ禍で昨年多くの大会が中止になった中、開催してもらえることに感謝したい」と話した。
大会は8月25~27日の3日間の競技で、レギュラーツアーの出場権を持たないQTランキング上位プロらを中心に、108人が出場する。予選ラウンド2日間(36ホール)の上位50位タイまでが決勝ラウンド(18ホール)に進む。賞金総額2千万円、優勝賞金は360万円。 (藤井満弘)