新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が適用されている島根県で、第6波の感染者数の減少スピードが鈍化している。1日に200人近く確認された時期と比べ、ピークを過ぎた感はあるものの2月以降は50~90人規模で上下を繰り返す。昨年の第4、第5波では一度下がった感染者数が再び増える動きがあり、県は第6波でも春の異動や受験の本格化に伴う今後のウイルス拡散を警戒する。 (佐々木一全)
1月から本格化した第6波では、人口10万人当たりの1週間の感染者数は1月23日の167・8人をピークに下がったものの、...