東京電力福島第1原発事故から11年。今も鉄骨がむき出しになった原子炉建屋が残されたままの原発構内では、放射性物質トリチウムを含んだ処理水をためるタンク群が満杯になりつつある。政府は海底トンネルで処理水を海洋放出する方針を決めたが、新たな風評被害を懸念する漁業者や住民の反発は...