衣料、食品、工業製品などの素材となる木材由来の製品を数多く生み出す日本製紙(株)江津工場(江津市江津町)の工場長を務める。陣頭指揮を取り、収益性が高く成長分野として位置付ける化学製品に特化する同工場は、リチウムイオン電池の素材などに使われるカルボキシメチルセルロース(CMC)の製造プラントを昨年11月増設。同社唯一のCMC製造拠点でもあり、電気自動車(EV)の普及に向けた国内外の需要増を取り込み、社業発展に尽力する。

 脱炭素社会に向け、国内外のメーカーがEV生産強化や新規参入を表明している。

 「CMCは木材から取り出した繊維質・セルロースが原料で、...