鳥取県は17日、8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち4人は、クラスターが発生した公立鳥取環境大(鳥取市若葉台北1丁目)の学生で、1人は学生の濃厚接触者の40代女性。同大のクラスターは関連を含め計12人となった。

 同大ではこれまでに同じ運動部に所属する学生7人の感染が判明していた。新たに感染が確認された学生4人はいずれも鳥取市在住で10~20代の男性。

 また、同県北栄町役場大栄庁舎(鳥取県北栄町由良宿)のクラスター関連でも町職員の接触者1人の感染が確認された。年代、性別、居住地は非公表。14日に検査を受けた時は陰性だったがその後、発症し、陽性が確認された。同庁舎のクラスターは関連を含め計7人となった。

 17日に発表された感染者8人のうち、残る2人は、ともに年代、性別、居住地非公表で、うち1人は既に判明している感染者の濃厚接触者。

 県内の感染者は累計338人となった。(古瀬弘治)