サウナ後に食べたい鳥取県琴浦町の「サウナ飯」を町職員が選び、紹介した冊子が完成した。「うまい!辛い!うまい!の総攻撃」など熱いコメントと写真が食欲をそそる一冊になっている。
手のひらサイズの冊子「琴浦サウナ飯」は、見開きタイプで、焼き鳥やホルモン焼きそば、牛骨ラーメン、酢豚定食など10店のメニューが1品ずつ写真付きで掲載されている。サウナ好きの町職員約10人が厳選した。
町地域おこし協力隊でサウナ愛好者の前田桃子さん(22)が、町内にあるサウナ施設を訪れる観光客が増える中、飲食店を巡ってもらおうと発案。「サウナ好きに『刺さる』メニューになっている」と話す。
町が誇るサウナ施設は2020年10月、町内の一向平(いっこうがなる)キャンプ場に誕生。熱した石に水をかけて蒸気を発生させるフィンランド式のサウナ浴が人気で、昨年度は県内をはじめ、島根県や岡山県、兵庫県などから約千人が訪れた。
冊子は同施設で無料配布している。スイーツなどを紹介する第2弾も制作予定。
(福間崇広)