任期満了に伴う江津市長選と市議選(定数16)が22日告示された。市長選は届け出順にいずれも無所属新人で、元国会議員秘書の中村中氏(43)=自民、公明推薦=と、元島根県議の山本誉氏(64)が立候補し、一騎打ちの選挙戦に突入した。市長選、市議選とも投開票は29日。

 江の川の治水対策や人口減対策など課題が山積する中、引退する山下修市長(73)が進めた政策の継承か変革かが問われる。

 中村氏は午前9時、同市嘉久志町の選挙事務所前で地元選出国会議員や経済人ら約300人を前に第一声。保守系市長が2人続いた24年間で財政安定化が図られたことを強調し「継承しなければならない。秘書としての経験が生かせるはずだ」と力を込めた。

 山本氏は午前9時、同市嘉久志町の選挙事務所前で親族や同級生、推薦を受けた連合島根の幹部など約100人を前にマイクを握った。専門家や経済人と連携して政策を研究する部署を新設するとし「市民との対話で新たな政策を実現したい」と声を張った。

 市議選は現職11人、新人7人の計18人が立候補し、選挙戦に入った。

 21日現在の選挙人名簿登録者数は1万9162人(男8933人、女1万229人)。

 (村上栄太郎、宮廻裕樹)

 

 

江津市長選立候補者(届け出順、敬称略)

 

中村(なかむら) 中(あたる) 43歳、無新

 高齢者福祉施設勤務を経て、2003年から21年9月まで、県西部を拠点に故竹下亘衆院議員の秘書を18年間務めた。22年2月まで高見康裕衆院議員秘書。嘉久志町。東北福祉大卒。

 

山本(やまもと) 誉(ほまる) 64歳、無新

 旧国鉄(現JR)勤務を経て、1998年の江津市議選で初当選。5期途中まで務め、2015年の県議選江津選挙区で初当選し、1期務めた。元立憲民主党県第2区総支部代表。和木町。江津高卒。