1907(明治40)年5月25日、山陰地方を訪れていた東宮殿下(皇太子、後の大正天皇)は、城山の御旅館(後の興雲閣)を出発し、天倫寺鼻の新設桟橋から御座船で嫁ケ島へ向かいました。上陸後、持参した写真機で松江の市街や島根半島の山並みを自ら...