作品に込められた思いを説明する篠原ユキオさん=鳥取市尚徳町、県立図書館
作品に込められた思いを説明する篠原ユキオさん=鳥取市尚徳町、県立図書館

 平和を訴える一こま漫画を集めた国際平和漫画展が1日、鳥取市尚徳町の県立図書館で始まった。13カ国の漫画家49人の130点を展示し、反戦や平和を願うメッセージが込められている。13日までで、続いて米子と倉吉両市を巡回する。観覧無料。

 世界30の国・地域の漫画家でつくる世界漫画家連盟の日本支部が主催。支部の会長を務める漫画家の篠原ユキオさん(73)が鳥取県の主催する「国際マンガコンテスト」審査員をしていることから実現した。

 ウクライナの漫画家の作品は、ヒトラーとスターリンの2人の指導者を重ね合わせた部分にプーチン大統領の顔が浮かび上がり、独裁者を批判する。別の作者の作品では、平和の象徴の月桂樹をくわえた白いハトが、戦車にふんを落としている様子を描いている。

 篠原さんは「世界各地で紛争が起こっていることを忘れないでほしい」と話した。米子会場は15~24日(18日は休館)、市立図書館2階で、倉吉会場は30日~8月9日、倉吉市明治町の打吹回廊で開催する。
  (藤井俊行)