書き上げた作品を披露する書道部員たち=米子市勝田町、米子東高校
書き上げた作品を披露する書道部員たち=米子市勝田町、米子東高校

 新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、地域を元気づけようと、米子東高校(米子市勝田町)の書道部がJR米子駅に設置する書道アートを制作した。縦1・5メートル、横10メートルの迫力ある作品で、山陰をイメージした背景の上に地域と駅への思いを書き上げた。

 JR米子支社から制作依頼を受けた部員が半年がかりで文言とデザインを考案。7日午後、2、3年生10人が黒色のペンキを使い、アルミ板の上に「豊かな自然 温かい人柄 穏やかな街並み 笑顔溢(あふ)れる 米子のシンボル 歴史ある駅が 今 生まれ変わる 新たな幕開け 出発」と力強く筆を走らせた。

 入学以来、コロナ禍で部活動の制約が続き、悔しい思いをしてきた3年生にとっては最後の合同作品。進柊希(ひいらぎ)部長(17)は「イベントの中止や制限が多くあり、たくさんの人が暗い気持ちになっていると思う。通勤や通学の時に見て、元気を出してもらえたらうれしい」と話した。

 作品は、駅北側の南北自由通路の工事現場に16日から来年春まで掲出される。
      (井上誉文)