米子市在住の金宮みかど、同市出身のアマチュア・垣美穂(岡山・作陽高1年)は、初日の反省を生かしたゴルフを随所で展開した。決勝ラウンド進出はならなかったが、予選の2日間でそれぞれに収穫を見いだした。
初日は緊張があったという垣は2日目、終始落ち着いてラウンド。自分のプレーだけに集中し、今大会初のバーディーを二つ決めた。プロとのラウンドで貴重な経験を積み、「集中力が違い、グリーン周りも入念に確認していた。自分もできるようになりたい」とレベルアップを誓った。
金宮は、2日目もバーディーなしの5ボギーで77と伸ばせなかったが、軸を安定させようとコンパクトなスイングを心掛けたことで課題としたティーショットが安定した。以前から、前身大会を含めた山陰の試合を機に調子が上がっていく傾向があるといい、「良いきっかけになる大会だった」と前を向いた。 (原暁)