上定昭仁松江市長
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため島根県が要請した部活動停止に応じなかった松江市の上定昭仁市長が３１日、部活動など学びの場を確保することが「大人の責務だ」と述べ、感染対策を徹底しながら継続する考えをあらためて示した。
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会見した上定市長は判断の根拠について、市立学校の部活動やスポーツ少年団の活動では感染拡大が起きていないと説明。感染防止策を講じながら練習に励む子どもたちの状況に触れ「心身を育む大切な学びの場をできるだけ守る」と強調した。
一方、感染者の全数把握を継続する県の考えについては、重症者が少なく医療が逼迫（ひっぱく）していないなど保健所業務が機能している状況では「異を唱えない」と理解を示した。継続によって保健所業務が滞る状況になれば、見直しの検討が必要とした。
（片山大輔）
