カナダのロック歌手、アヴリル・ラヴィーンのデビューアルバム「レット・ゴー」の20周年記念盤が6月、配信限定で発売された。「あれから20年か~」と懐かしんでいる洋楽ファンの中には、2月に新譜が出たことを知らない人もいるのでは? 新アルバム「ラヴ・サックス」は久々に全編ロックしていて、健在ぶりがうれしくなるはずだ。
2002年、自作曲を携え17歳でデビューしたロック少女は「コンプリケイテッド」や「スケーター・ボーイ」などのシングルと、それらを収録したアルバムで日本を含む世界の10代をとりこにした。20年を経て出た通算7作目の「ラヴ・サックス」は、ポップパンクとも呼ばれる彼女らしいロックで一気に畳みかける。12曲、約35分があっという間。
命に関わる病を乗り越えて19年に出した前作「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」は、生きることへの思いを込めた表題曲など、じっくりと聴かせる曲が目立った。次はそのままボーカリスト路線へと進むかとも思ったが、届いたのは原点回帰といえるアルバム。激しいサウンドが響くキャッチーな曲の数々でロッカーの真骨頂を発揮している。 (洋)
=Sデジにロングバージョン=
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/264672















