2年生144人が5日、新聞作りの基本を山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当から学んだ。12日からの研修旅行の成果を新聞にまとめる。

 生徒は清水担当の解説で、新聞をめくりながら題号や見出し、リード、本文に印をつけて役割を確認。取材、記事執筆、見出しをつける際に役立つ「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように・どうした」の「5W1H」を復習し、取材のこつや記事にする素材の選び方についても説明を受けた。

 清水担当は「いい新聞を作るために、毎日少しずつでいいので新聞を読もう」と呼びかけた。

 高橋唯さん(17) 見出しとリードがあることで、より端的に情報を伝えることができると分かった。自分の新聞作りにも活用したいし、これから新聞を読んでみたい。

 田中悠真さん(16) 新聞の構造や役割を知ることができていい機会だった。普段あまり新聞は手に取らなかったが、改めて見て、知っておくべきニュースがあると思った。