島根県と鳥取県が6日、それぞれ199人、167人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。5日確認分。島根では感染者2人が死亡。クラスター(感染者集団)が島根県県央保健所管内の高齢者福祉施設、鳥取市の浜村保育園で発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県の保健所管内別の内訳は松江48人、出雲46人、浜田36人、県央32人、益田24人、雲南11人、隠岐2人。死者数について県が1人(8月28日公表)をコロナ患者ではなかったとして取り下げ、累計95人となった。クラスターは県央保健所管内の高齢者福祉施設の6人で、累計では648件。江津市立小学校1校で関係者8人が感染し、7日は臨時休校とする。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市96人、米子50人、倉吉21人。浜村保育園は10人感染し、クラスターは累計444件となった。
累計感染者数は島根8万3774人、鳥取6万3835人。確保病床使用率は島根(371床)が15・1%、鳥取(351床)は14・5%。宿泊療養は島根9人、鳥取18人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。
(清山遼太、藤井俊行)