鳥取県大山町の大山寺周辺を色とりどりの和傘や灯籠で彩る大山の大献灯が7日、始まった。闇夜に浮かぶ幻想的な光景が来場者を魅了している。9日まで。
大山寺エリア800メートル四方で午後6時ごろ、国産和傘120本と灯籠500基が一斉にともった。来場者は散策しながら時折スマートフォンで写真撮影し、じっくりと鑑賞していた。
大献灯は、宿泊客の満足度を高める目的で2012年に始まった。昨年は新型コロナウイルス禍で中止したが、今年は感染対策のためチケット(中学生以上千円)を各日1500枚に限定しながら販売し開いた。 (坂本彩子)