島根県と鳥取県が11日、86人、95人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも10日確認分。島根で1人、鳥取で80代1人の感染者が死亡し、累計死者数は島根97人、鳥取79人となった。9日確認分の感染者は島根67人、鳥取64人だった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県の保健所管内別の内訳は、10日確認分が松江22人、出雲19人、浜田15人、益田13人、雲南10人、県央7人。9日確認分は浜田41人、出雲13人、松江9人、県央2人、隠岐、雲南各1人だった。
県内では10、11日発表分で計2件のクラスターが発生。11日発表分は出雲市内の児童福祉施設で14人、10日発表分は浜田保健所管内の学校で7人が感染。クラスターの累計は655件。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、10日確認分が鳥取市44人、米子32人、倉吉19人。9日確認分は鳥取市43人、米子15人、倉吉6人。
11日発表分で計4件のクラスターが発生。鳥取市の中学校27人と保育所9人、倉吉市の認定こども園2園で10人、7人が感染した。クラスターの累計は451件。
累計感染者数は島根8万4501人、鳥取6万4471人。確保病床使用率は島根(371床)14・6%、鳥取(351床)13・1%。宿泊療養は島根5人、鳥取4人。重症者は両県ともいない。
(清山遼太、藤井俊行)