益田小6年生
益田小6年生

 6年生48人が12日、新聞の基本を山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当から学んだ。寺の墓掃除の手伝いなど、地域でさまざまな奉仕活動に取り組んでおり、成果を新聞にする。

 清水担当はロシアとウクライナの戦争の記事を提示し、新聞が記録性に優れた媒体であることを説明。「地域で体験したこと、感じたことを記録して人に伝えよう」と呼びかけた。

 児童はクイズの答えを紙面から探したり、題号、見出し、リードや本文に印を付けたりしながら新聞の構造を理解。「5W1H」の要素を使って文を組み立て、見出しを考えた。

 大谷彩七(あやな)さん(12) 新聞は字が多くて自分が書くと思うと気が遠くなりそうだった。でも、書き方や仕組みを知ったら分かりやすいと思った。見て面白い新聞を作りたい。

 名田天晴(てんせい)君(12) 新聞は家にあるけどこんなに詳しく見たのは初めてで、うれしかった。文章をまとめるのは苦手だけど、見出しやリードの役割を知って参考になった。