つきまといや声がけ、犯罪から身を守ろうと、出雲市内の外国人指導助手(ALT)の女性4人がこのほど、出雲市塩冶有原町2丁目の出雲署で護身術の手ほどきを受けた。署員の説明に耳を傾け、実際に体を動かした。
市内の中学校で英語の授業をサポートしている6人のALTのうち、希望者が参加し、腕をつかまれた際の離脱方法や後ろから抱きつかれた場合の対処を学んだ。2人一組で腕の返し方や体の動きについて、署員を手本に繰り返した。
米国ハワイ州出身のカタセ・アリーナさん(25)は「護身術はこれまで知らなかったので、参加してよかった。絶対使えると思う」と話した。
(藤原康平)