日本フットボールリーグ(JFL)のFC神楽しまねが29日、安来市吉岡町の安来運動公園陸上競技場でサッカー教室を開いた。島根県東部や米子市の小学生18人がボールの扱いを教わり、ミニゲームを楽しんだ。
GK高島康四郎選手、FW堀田佳佑選手、DF宮内真輝選手、MF桃井紳伍選手の4人が指導した。
選手たちは、ボールを上に蹴り上げる▽落ちてきたボールを足の裏や側面で止める▽止めてからドリブルする-と段階を踏んで手ほどき。「地面に落ちてから止める」などと、こつを説いた。「青」のかけ声で全力疾走、「黄色」でゆっくり走り、「赤」で止まるというゲーム形式のドリブル練習では「常にボールがそばにないと急には止まれない」とアドバイスした。
小学1~3年生と4~6年生に分かれてのミニゲーム後、選手4人対小学生18人で対戦。選手は正確なパスやヘディングで高い技術をさりげなく披露しつつ、子どもたちに花を持たせた。
島根県飯南町立来島小学校1年の澤田幸芽君(6)は「ゲームが楽しかった」と話した。
教室は子どもたちにサッカーの魅力を伝えようと開催。22日には大田市でも開かれた。 (桝井映志)