紅葉を楽しみながら散策する参拝者=出雲市別所町、鰐淵寺
紅葉を楽しみながら散策する参拝者=出雲市別所町、鰐淵寺

 紅葉の名所として知られる出雲市別所町の古刹(こさつ)・鰐淵寺でイロハモミジが色づき、訪れた人たちが赤く染まった風景を楽しんでいる。

 今年は、例年より1週間ほど早く10日ごろに色づき始めた。参道下の川沿いから本堂にかけて紅葉が進んでおり、18日も多くの参拝者が訪れて、風景をカメラに収めながらゆっくりと散策していた。19日ごろが、全体の紅葉のバランスが良いという。

 5年ぶりに姉妹で訪れた出雲市斐川町出西の青木やちよさん(73)は「天気が良くて気持ちがいい。本堂のイチョウとモミジがきれいだった」と話した。
      (松本直也)