山陰の輝く女性を応援する「山陰中央新報女性クラブYUI」の2022年度最後の会員限定トークイベントが10日、松江市学園南1丁目のくにびきメッセであった。スポーツジャーナリストの増田明美さんが「夢を走り続ける女たち」と題して、挑戦する心や励まし合いの大切さを説き、400人が聞き入った。
山陰中央新報女性クラブYUIについて
増田さんは高校時代から長距離種目で活躍し、1984年のロサンゼルス五輪に女子マラソン選手として出場。引退後はコラム執筆などを手がける。
自身の挫折経験として、五輪での途中棄権がコンプレックスになり競技に挑めなくなったと述懐。4年後の88年、勇気を出して出場した大阪国際女子マラソンで、観客から「お前の時代は終わったんや」とやじが飛び、心が折れかけたものの、後続の市民ランナーに励まされ完走できた経験を明かした。
誰もが人生のランナーであるとし、「苦しく止まりたくなることがあっても、励まし合いそれぞれの目標に向かっていけるといい」と強調した。
女性クラブYUIは山陰中央新報社が立ち上げた女性会員組織。各界の著名人を招いたトークイベントで、2022年度は作家の阿川佐和子さん、日本文学研究者のロバート・キャンベルさん、フリーアナウンサーの河野景子さんが講演した。
(佐貫公哉)













