経営難に陥っている日本フットボールリーグ(JFL)・FC神楽しまねのリーグ残留可否についての審議が長期化している。リーグ側は「判断材料がそろっていない」ことなどを理由に挙げる。2023年シーズン開幕が2カ月後に迫った段階になっても結論が出ない異常事態となり、クラブ側では選手の退団が相次ぐなどの影響が出ている。 (原暁)
【ツイッターSPACE座談会】経営危機にも熱く応援 サポーターたちの思い
「早く結論を出さないと(新シーズンに向けた)チームづくりがぎりぎりになる。時間はかけられない」
6日に開かれたJFL理事会終了後、加藤桂三理事長は焦燥感をにじませた。
JFLは当初、昨年12月上旬の理事会で残留の可否を判断する予定だったが、...