中国地方の大学生や高専生がビジネスプランを競う「キャンパスベンチャーグランプリ中国」で、松江工業高等専門学校(松江市西生馬町)のチームが最優秀賞を獲得した。微生物を使って水を浄化するとともに、廃棄される服も分解してなくせるアイデアで評価された。
メンバーは生産・建設システム工学専攻の樋口ひなたさん(21)、永妻志問さん(22)、中祖惟月さん(22)、村上穂香さん(22)。
4人は微生物を付着させたスポンジに水を通すと浄化される、もともとある水処理技術に着目。スポンジを廃棄服に置き換えると、水を浄化できる上、服の処分も可能になるのではないかと提案した。既に実用化へ向け実験段階に入っているという。
19日に広島市内のホテルで表彰式があり、チーム代表の樋口さんが「普段取り組む水処理の研究と、関心のある社会問題とを組み合わせて着想した。将来的に発展途上国で役立つものにしたい」と述べた。
松江高専からは別のチームも奨励賞を受けた。録音した音声を解析し、カレンダーに内容や日時、場所などを記せるアプリのアイデアだった。
グランプリはビジネスに対する学生の意識を高めようと中国経済連合会などでつくる実行委員会が開催。21回目の今回は中国5県16校から119件の応募があった。最優秀賞の4人は2月3日に東京都である全国大会に出場する。
(新藤正春)














