島根県と松江市は15日、10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち益田、浜田両市在住の計4人は、益田市下本郷町のカラオケ喫茶「さくら歌(か)」のクラスター(感染者集団)関連だった。

 クラスター関連の4人は益田市在住の3人と浜田市在住の1人。うち益田の1人が利用客で、不特定多数との接触はないという。残る3人は別の利用客の接触者。

 ほかの感染者のうち浜田市在住の1人は県外在住の感染者の接触者。松江市在住の1人と益田市在住の1人は県内で既に判明している感染者の接触者。

 これら7人は年代、性別非公表。残る3人は松江市在住で同居する40代男女2人と益田市在住で年代、性別非公表の1人。

 10人は軽症または無症状。県内の累計感染者は424人となった。

 県は岡山、広島両県でも緊急事態宣言が発令されることなどを受け同日、対策本部会議を開き、県境の往来自粛や会食時の感染防止策を県民に呼び掛けた。期間は31日まで。

 家族が県外から帰省、帰宅した場合、家庭内でも会話中のマスク着用や換気、寝室や食器を分けるといった対策の徹底も求めた。丸山達也知事は「身近な地域で往来を控えていただく。(経済的にも)影響はあるが、トータルで見れば早く終息させることが大事」とした。

 (森みずき、多賀芳文)