機織りに挑戦する薄田ジュリアさん（右から二人目）と加納永美子さん（同３人目）＝境港市中野町、弓浜絣工房Ｂ
【境港】境港市の魅力を発信するプロモーション動画の撮影会が１５、１６の両日、同市などで行われた。関西を中心に人気のあるモデルの加納永美子さん、キャスターの薄田ジュリアさんが水木しげるロードや水産物直売施設を訪問。動画配信サイト「ユーチューブ」の境港観光協会公式チャンネルで６月中旬から公開し、「魚と妖怪の町」をＰＲする。
動画撮影は、境港観光協会が新型コロナウイルス禍の情報発信策の一環で実施。テレビマンでもある結城豊弘会長と親交のある２人に出演を依頼した。
２人は水木ロードに並ぶ妖怪ブロンズ像や夜間に路上に浮かぶ妖怪影絵を鑑賞したほか、近くのカフェでスイーツを堪能。境港水産物直売センターでは多様な水産物を目にして驚き、近くの食事どころでは新鮮なカニやイカを使った丼、ふぐ料理に舌鼓を打った。
１６日は境港市中野町の弓浜絣（ゆみはまがすり）工房Ｂを訪れ、佛坂香奈子代表の指導で機織りに挑戦。「力加減が難しいけど楽しい」「すてきな模様ですね」と感想を話しながら、弓浜地方に伝わる伝統的工芸品・弓浜絣づくりを体験した。
協会の安井徹仁ＷＥＢサイト編集長は「見どころごとに５分程の動画に編集して随時配信し、コロナ禍で境港に来られない人にも見てほしい」と話した。（園慎太郎）
