漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、故水木しげるさんが生誕101年を迎えるのを前に、故郷の境港市で5日、作品に登場する妖怪に仮装したファンら約300人がパレードした。にぎわった妖怪パレードを写真で紹介する。(境港支局長・松本稔史)

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吹奏楽団を先頭にパレードする参加者=境港市松ケ枝町

 パレードは水木しげるロードで4年ぶりにあり、代表作「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪などに仮装した参加者ら約300人が、地元の吹奏楽団の演奏に合わせて約550メートルの区間を練り歩いた。

子どもから大人まで思い思いの仮装でパレードする参加者=境港市大正町
おなじみの鬼太郎やねずみ男と一緒にパレードを楽しむ参加者=境港市大正町

 

 境港市本町の水木しげる記念館前庭で、水木さんの妻、武良布枝さん(91)らが出席して誕生セレモニーがあり、鬼太郎音頭に合わせた踊りの披露や特製巨大ケーキに入刀するなどして祝った。

 

好天に恵まれパレードには多くの参加者があり、にぎわった=境港市大正町
水木しげるロードはパレード参加者と観光客でにぎわった=境港市大正町

 

小さな子どもたちもパレードに参加。子どもから大人まで楽しめるのが水木ロードの魅力だ=境港市大正町
水木しげる記念館前で鬼太郎音頭をする市民=境港市本町
101歳を祝うケーキに入刀する武良布枝さん(中央)=境港市本町、水木しげる記念館前庭


 水木さんは1922年3月8日が誕生日。故郷の境港市の活性化に役立とうと協力し、水木しげるロードは山陰を代表する観光スポットになった。