春を思わせる陽光が差した2月初旬、東京・新宿駅前。「核兵器を地球上からなくさないと、戦争はなくならない」と核廃絶に向け署名活動をする東京都の被爆者家島昌志さん(80)の前を、人々が足早に通り過ぎた。「特に若い人たちは無関心...